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ＨＯＭＥ｜旅の記録｜入湯一覧｜Ｂ級グルメスポット｜格安宿検索（比較で最安値） 一日目 （2004/3/12〜13） 走行500ｋ （ページ1/2） 1 2
群馬旅行 秘湯 野湯 無料温泉 日帰り入浴
クラチョンの就職も決まり、4月からは宿泊旅行にしばらく行けなくなりそうだったので予定を合わし、前から「草津温泉に行こう！」という話があったので行く事が決まった。安さ重視で草津近辺で泊まる所を探し、 朝出発し関越自動車道に乗り、渋川伊香保ＩＣで降りた。ガッチャが山登りが好きと言う事だったのでまずは榛名山に向かった。 榛名山（榛名富士）・榛名湖
榛名山は標高1,449mで火口原湖の榛名湖の東岸に位置し、富士山の容姿をしているところから榛名富士と呼ばれている。山頂部までロープウェイ大人（片道４３０円 440円に値上げ2014/4 ）が運行され、山頂からは関東平野を一望する事が出来る。登山道もあり山道を登り約30分で登れる。頂上には良縁・安産の神が祀られる富士山神社がある。 榛名湖は周囲が６ｋｍ、水深が１４〜１５ｍの火口湖。榛名湖はワカサギ釣りでも有名なところで、１月中旬〜３月上旬の結氷期には穴釣りを楽しむ事もできる。冬季にはスケートだけでなく、氷上ゴーカートも楽しむ事ができる。
榛名山までの道は登りが多く峠道で結構大変だった。伊香保温泉を通り過ぎたがなんか寂れていた。 12時過ぎ、榛名山ビジターセンター前の駐車場に到着。まだ雪も残り寒かった。湖は透き通っていて綺麗だった。平日のせいか人がほとんどいなかった。期待していたゴーカート場はオフシーズンの為か営業していなかった。 早速ビジターセンター近くの登山道に向かい登り始めた。怪しい入口で、いきなり細い獣道できつい山道の登りになった。木の根っこをまたぎながら九十九折に登っていく。途中榛名湖全景が良く見えた。湖の真ん中はまだ氷が残っていた。ガッチャはまったく休まず加速し先に行ってしまい、頂上に着くと手に雪を持って遊んでいた。20分位登った。距離も微妙だし同じような山道をくねくね登って行くだけだったのであんまり達成感が無かった。ロープウェイがあるので登山道を使う人は少なそうだ。
登った時にかいた汗が冷えて寒かった。曇りの為景色があまり良く見えなかった。展望台から富士山神社に向かった。長い階段をなぜかダッシュで駆け上がって行った。小さい神社があってお参りした。縁結びに良いそうな。
帰りはさすがに疲れたのでロープウェーに乗った。景色が良く見えた。3分程で下りられた。 ロープウェイならゆっくり景色を眺めながら汗をかかずに昇り降り出来る。登山道は疲れるだけなのであまり利用されていない感じがした理由が解った。 お腹が空いたので榛名湖前のビジターセンタ−内の食堂でそばを食べた。この近くで火曜サスペンスの収録があったらしく、水谷豊の色紙があった。この後ロープウェイ乗り場近くのお土産屋に寄った。いきなり店の人に椎茸茶を頂いた。美味しかったがなんともいえない味だった。ガッチャは熊と格闘する為に、木刀と熊よけ鈴を買った。ジンケは何故か鹿のキーホルダーにはまり全種類売っていなくてガッカリしていた。14：30頃出発した。今日泊まる尻焼温泉方面に向かう。
国道145号に合流し吾妻渓谷を通り温泉饅頭を食べた。長野原草津駅を過ぎたあたりで右に左折し、尻焼温泉方面に向かう。道が細くなり、崖沿いを走ったり細い道もあり、秘湯に近づいている感じがした。途中道の駅・六合（くに）に寄った。地元で取れたらしい舞茸を買った。100円で結構大きかった。凍り豆腐や地元の味噌（500円）が安かった。クラチョンは怪しい濃厚ジュースを買っていた。ここを過ぎたらちょっとした峠道だった。雪もたくさん残っていた。 尻焼温泉・光山荘
長笹沢川の川底から湧出する尻焼温泉は、全国的にも珍しい川そのものが温泉の大露天風呂。川がせき止められ、30ｍ四方もある露天風呂が作られている。その昔、痔の治療に効果があったことから名付けられたらしい。自然の中の温泉なので、無料で入ることができる。水着があると川遊びができる。 光山荘は山奥にある秘湯の宿。全10室でサービスのいきとどいた心温まる宿。食事は産地直送の魚介類と地元でとれる素材を組み合わせた板前の手作り尽くしの会席料理。
細い橋を過ぎ尻焼温泉・光山荘に到着。（写真左上）この時期だと雪の為か格安で、4人だと5,600円だった。建物は古い感じがしたが中は綺麗にされているので良かった。今日の泊まり客は平日の為か全部で二組だった。部屋は角部屋だった。便所は廊下にありちょっと不便だった。早速浴衣に着替え海パンを履き、サンダルを履き外の川の露天風呂へ向かった。
川から湯煙が上がっていた。道路から石段を下る。岩場に荷物を置き、さっそく川に足を入れてみた。熱い！丁度手前側に源泉が湧き出しているらしく激熱だった。ここの温度は自然の為、日によって温度が変わるらしい。入浴ポイントを探し奥に行こうとしたら足もとがツルツル滑った。足元には落ち葉や藻が岩に付着し、歩きづらかった。酔っ払ってここを走ったら転んで頭を打ったら岩だらけなので危ない。足元の石や岩で足が結構痛かった。ちょっと川で暴れると体中に藻と落ち葉が付く。でも周りは雪景色と自然の大露天風呂で、これだけの景色と川の温泉という珍しさもあり全然気にならなかった。ガッチャは水着を忘れてしまったので、自由に動けず、誰かが作ったらしい岩で囲まれた1人用のポイントを見つけ落ち着いていた。そこに入ってみた所、そこだけ下に砂利が敷いてあり滑らなかった。ちょっと源泉が湧いているらしく泡が出ていて時々熱かった。無料で入れるので地元の人らしき人が数人入っていた。この後水着のまま光山荘に戻り、内湯にむかった。内湯で藻がついた水着を綺麗にした。内湯は良く掃除されている感じだった。泉質も山っぽい感じで良い。 18：30丁度夕食の時間になり食堂に向かった。食堂の前には水槽があり、中には伊勢海老がいて2,000円と書いてあった。 宿泊料金が安いので悪い様な気がして、オプションで食事にイワナ（600円）を追加しようとしたら「似た様なヤマメが出るからやめた方が言いですよ〜」と教えてくれた。良心的だ。変わりに鹿の刺身（800円）を頼んだ。 食事は全部一気に出るのではなく、出来立てのおかずが順々に出てきた。なぜかご飯の登場が遅かった？地元で取れたらしい山菜や、マイタケのてんぷらは美味しかった。鹿の刺身は凍っていたのでなんともいえない味だった。全体的に豪華とは言えないが格安の金額で温かく健康的な食事には満足した。 部屋に帰り飲み会を始めた。ガッチャの差し入れの高級焼酎ですぐ泥酔になった。
21：00過ぎガッチャは寝てしまった。 23：00過ぎ無理やりガッチャを起こし懐中電灯を借りて外の露天風呂に向かった。外はまったく外灯は無く真っ暗だった。泥酔なので移動が大変だった。夜中なのにおじさんが二人くらい入っていた。懐中電灯を付けていたら、「見えなくなるから付けるな！」と地元の人に怒られた。確かに真っ暗の方が目が慣れてくると薄っすら周りが見えた。星が良く見え綺麗だった。泥酔のガッチャはお気に入りの岩風呂で体育座りで固まっていてかわいかった。みんな泥酔だった為岩などに足をぶすけ、傷だらけになった。 2：00頃からクラチョンと柔道大会になった。ジンケにも技を掛けようとしたら怒られた。電気を消し布団に入り静かにすると、風が強いらしく建物がミシミシいっていた。酔っ払っていたので気にならなかった。 2：30過ぎ就寝する。
7：00頃起床し朝食に向かった。湯豆腐など朝からかなり健康的な食事で二日酔いには丁度良く美味しかった。部屋に戻り外に干しておいた水着を取ろうとしたら硬かった・・・。手すりに掛けておいたのでＵ字形に凍っていて面白かった。内湯に入りに行き、ついでに水着を解凍した。 10：00尻焼温泉を出発し草津温泉に向かった。尻焼温泉から草津温泉に行くには、国道に戻るか尻焼温泉前の県道55号をそのまま進む。国道に戻らずにそのまま進んでみた。先に進む道は凄い山道で狭く登ったり下ったりの峠道だった。しかも雪が溶け出し凍結している所があり危なかった。凍らないように道に砂がまいてあった。 すれ違った車は軽トラ1台だけだった。確実に国道に戻った方が早かった。でも景色はよく滝や自然が良かった。
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