那須塩原旅行12　出雲大社　正月三が日　初詣

　　　出雲大社　常陸分社

創建は1992年12月で島根県出雲大社からご分霊をご鎮座。主祭神は大国主大神（オオクニヌシノオオカミ）で、農業・漁業・医療の神・縁結び・幸運開運・商売繁盛・災難除け等の神や、「だいこくさま」として古くから親しまれている。

住所	茨城県笠間市福原2001番	TEL	0296-74-3000
時間	8:00～17:00	駐車	有り　300台

15:46出雲大社　常陸分社に到着。無料の駐車場は3か所あり約300台止められる。初詣の参拝客で車が混雑していたが警備員さんが無線を使い誘導してくれてすぐ止められた。

駐車場の目の前には巨大な大鳥居があった。稲田御影石で造られ、明神鳥居形式としては日本で最大級のものだそうだ。高さは約11メートルある。鳥居から先は神域なので人の家にお邪魔する時と同じように、身だしなみを整え「お邪魔します」と言う様な気持ちを込めて鳥居の前で一度止まり一礼してから入る。参道中央は「正中」と言って神様が通る道と言われているので、中央を避けて謙虚に端を進む。中央を渡る場合は軽く一礼し通らせて下さいと気持ちを込めて渡る。

神様に会う前に手水舎で身を清める。まずは手水舎の前で軽く一礼し、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し（少し残す）、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置き、最後にまた軽く一礼する。拝殿に向かう

拝殿前には大しめ縄がどっしりと構えていた。日本最大級の大しめ縄は長さは約１６ｍで直径は２ｍあり、重さは６トンもあり、２０１２年１０月１４日に、この大しめ縄が１４年ぶりに掛けかえられ、21日にはご鎮座20周年記念大祭が執り行われた。

島根県・出雲大社と長野県・諏訪大社を結んだレイラインの延長上に茨城県・出雲大社常陸分社は建てられた。諏訪大社の主祭神の建御名方大神（タケミナカタノオオカミ）は大国主大神の第二御子神。

お正月の初詣でたくさんの参拝客でにぎわっている。縁結びの神社で有名なので若い女性がたくさんいるような気がした。拝殿奥では祈祷の行列ができていた。（祈祷料金　3,000円、5,000円、10,000円以上）

大しめ縄の藁に硬貨を投げて挟みこむ人がたくさんいた。しめ縄に5円玉を挟み込めればご縁が授かるそうで、2回投げたら挟めた。しかし後で調べてみるとご縁どころか、神聖なしめ縄を傷つけ、神様に向かってお金を投げつける失礼な行為なのでやってはいけないそうだ。スピリチュアリストの江原啓之さんも神紀行で書いている。島根の出雲大社では金網を使って防いでいるそうだ。藁からお金を取り出す作業はとても大変らしい。今度大国主のゆかりのある神社によったら謝ろう。

拝殿に向かい参拝する。出雲大社は二拝四拍手一拝で参拝する。参拝の作法は参道と同じように中央を避け、軽く一礼してからお賽銭を静かに入れ、鈴があれば鳴らし、腰から深く二礼（90度）し、胸の前で手を合せ（右手の方を少し下にずらし　少し手を膨らませ良い音を出す）二拍手し、神様への日頃の感謝をお祈りし、お願い事があればお祈りし、腰から深く一礼し、最後に軽く一礼する。

お賽銭は手の平にのせて滑らす様にそっと入れる。お祈りする際は先に自分の住んでいる住所と名前をお伝えし、健康でいられる事や小さな事でも良い事があった事を感謝する。感謝の言葉をお祈りした後に、お願い事があればお祈りする。神様は自分の努力なしでは願いを聞いてくれなく、欲の強い願いも却下され、「これから願いがかなう様に精一杯努力しますからお力をお貸し下さい」と言う様な誓いを伝える。おみくじを引く場合はお祈りの時におみくじを引きますので私にお言葉を下さいとお伝えする。

常日頃から神様に感謝し尊敬していれば神様の御加護を得られると言われ、神様を尊敬しなかったり、自分勝手に行動したり態度の悪い人は何度参拝しても神様の御加護は得られないそうだ。神様は鳥居からずっと参拝している姿を見ているそうで、まずは正しい参拝作法をおこなって神様に認められる事が大事。

拝殿天井には奥田コウドウ氏の「常陸の雲」が描かれているそうだ。

拝殿左には大国主大神の大きなご神像。出雲一刀彫藤井孝三氏が神話にある国作りをしている頃をイメージで彫ったそうだ。右手には大国主大神の国づくりに貢献した少名彦那大神を乗せている。

拝殿前には立派な狛犬さんがいる。ブロンズ製では日本一らしい。拝殿脇には縁結び絵馬がたくさんかかっていた。（小500円・大800円）縁結び神社なのでいろんな種類のお守りも売っていた。

狛犬の隣には「幸福を呼ぶ鈴音みくじ」と書かれたおみくじがあり、たくさんお人が引っ切り無しに引いていて、おみくじの他に何か入っているようで気になり200円と少し高いが引いてみた。中には黄色い紐のついた鈴とおみくじが入っていた。おみくじには恋みくじと書かれていて普通のおみくじではなかった。福鈴は人々に福を招くと言われ、常に大切にして服を呼び寄せる事を念じて鳴らすと、幸福を招くそうだ。福鈴は5種類あり金色（成功・出世）銀色（財運・健康）赤色（情熱・勝ち運）桃色（希望・愛情）緑色（平穏・長寿）。自分は金色で他は赤色だった。

恋みくじはガッチャは吉で他は中吉だった。星座・血液型・年齢差・干支・方位と細かく書かれている。ガッチャは全部合っていたそうで驚いていた。