東北旅行3 〜姥湯温泉、大平温泉、湯野上温泉、樽風呂〜
二日目 (2005/5/19〜20) 走行800k (ページ3/4)
7:00起床し、米沢牛ハンバーグ、もやし、レタス、しじみ汁でご飯を食べた。早め出発で9:00出発した。近くの道の駅・西会津に寄った。今から行く湯野上温泉は2回目で前回来た時に、川の前で温泉が湧き出ていたのに掘る物が無く断念した為、今回はホームセンターでスコップを買って向かった。
湯野上温泉・野湯
福島県下郷町にあり、川沿いの岩場に造られた無料露天風呂。清流を眺めながら入浴できる。非常に分かりにくい所にあり、しかも途中切り返しが必要な急なヘアピンカーブもあるので切り返さないと大変。12月〜3月は積雪による事故防止の為お湯を止められ入れない。川の前には温泉が湧き出ている場所があり手堀り風呂も楽しめる。
目印の「民宿みやもと屋」の所を曲がり、細いクランクの踏み切りを渡り、ヘアピンカーブを過ぎ、11:40頃駐車場に到着。これで2回目。前着た時は早朝で暗くて曇っていたが、今回は快晴で景色は良かった。滝も流れていて綺麗だった。
今回は無料の川原露天風呂ではなく、手堀り風呂がメインだったので湯が湧き出ている場所に向かった。なんか前回と地形が変わっていたが温泉は湧き出ていた。
湯船は砂で埋まっていて浅くて入れないので、みんなで交代して掘っていった。思ったよりきつく腰がかなり痛くなった。
陽射しが強く結構熱くなっていた。掘っても掘っても砂は戻ってきて中々進まなかった。あきたガッチャとクラチョンは日なたぼっこを始めた。ガッチャはジャージを脱ぎ、おニューの「大平温泉Tシャツ」をお披露目した。
みんなまたやる気を出し、掘ったり川の水を入れたりして温度調節した。一応膝位の深さで完成したが、結局濁っているしゴミが凄かったので足湯で満足した・・・。ちなみに写真右上の奥が無料露天風呂。前回来た時に入ったし、人も一杯いたので入らなかった。帰りヘアピンカーブで内側を登ったら車の底を軽くすった。 12:50、次は前回行った時に、早朝で真っ暗で源泉が見つけられず断念した高杖温泉・樽露天風呂に向かった。ここから50k位走る。
高杖温泉・樽露天風呂
福島県岩館村にあり、高杖温泉の源泉地に建つポンプ小屋からの余り湯をパイプでつなぎそばにある樽に湯を入れて樽風呂が楽しめる。樽の直径は2m位はある。ちかくの 民宿「平成」さんが管理している。(現在保健所の指導で閉鎖した噂がある。2006)
13:50頃到着。前回来た時は草が背の高さまで生い茂っていたが水芭蕉などが咲いていてさっぱりしていた。源泉小屋の前にすぐ大きな樽があり横に生えている木の枝が折れて樽を塞いでいた。(入るなって事?)すぐ横には源泉のあまり湯か垂れ流しになっていた。(写真左下)樽は結構汚れていてしばらく誰も入っていない様だった。しかし温泉は出ていても樽につなげるパイプが無く周りを捜索したら見つかり接続した。凄く透き通った綺麗な湯だった。しかも適温(40度位?)近くにデッキブラシが置いてありガッチャがお掃除。腰が良く入っていた。
樽の底には小さい穴が開いていて湯を入れると流れていく。塞がないと湯は溜まらない。
綺麗好きのガッチャは新品と見間違えるくらい綺麗に磨いてくれた。その他は見ていた。
20分ほど掃除して樽の穴を塞ぐ為ちょうどいい大きさの木の枝を刺して塞ぎ、湯が溜まるのを待った。湯量は結構出ていてすぐ溜まった。
丁度湯が溜まりかけた頃1台のバスがやってきた。ここを管理してくれている民宿の人がお客さんを連れてこの辺のハイキングにやってきた。しばらくおばちゃん達が遠くに行くまで注目され、服を脱ぐに脱げなかった・・・。見るに見かねて民宿の人が「遠慮せずに入りなよ」と声をかけてくれて写真まで撮ってくれた。(入りたくてもおばちゃん達の視線で脱げない・・・)湯はアルカリ性らしくつるつるでいいお湯だった。いつまでも残して欲しい温泉だと思う。
14:30頃出発し塩原温泉を通り岩の湯・不動の湯に入り、宇都宮に向かい着いたのは21:00過ぎだったのでやっている店は少なく宇都宮餃子館エストイン店(11:30〜2:00)で食べた。宇都宮餃子はみんみんが基準になっていたので普通な味だった。ここから千葉に帰る。
旅の反省
今回の目的は姥湯だったのにサブイベントの予定だった大平温泉のあまりのディープインパクトで姥湯が普通の温泉に感じてしまった。大平温泉と黄色い大平温泉Tシャツは心に焼きつき忘れないだろう。 安くおいしい米沢牛や、安く泊まれて設備がいい、さゆりオートパーク(ロータスイン)に出会えたのはいい収穫だった。高杖温泉の樽風呂が閉鎖される噂があるのは悲しい。 |