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2005/5/1920)  走行800k  (ページ2/5) 1  2  3  4  5

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東北旅行3 山形米沢 秘湯 おすすめ温泉 日帰り入浴 絶景露天風呂

    大平温泉・滝見屋

 

大平温泉・滝見屋は、山形県米沢市にあり、標高1050mの険しい断崖に挟まれた谷底に建つ一軒宿。米沢八湯の一つ。行くまでの道は悪路で、ガードレールの無い崖沿いの細く曲がりくねった未舗装の山道を登っていく。車は途中までしか行けず、駐車場から急坂を九十九折に20分ほど下る。駐車場からの標高差は150mで距離は約800m。

渓谷の眺めを満喫しながら浸かれる露天風呂がある。露天風呂の前には最上川の源流が激しく流れている。営業期間は5月〜11月。

泉質

 カルシウム−硫黄塩泉 (掛け流し)

風呂

男女別露天と内湯、混浴露天と内湯

料金

 500円 (宿泊は11,500円〜)

時間

10:00〜16:00(季節により変わる)

予約

冬季   ホームページ

住所

 山形県米沢市李山12127

TEL

 0238-38-3360

備考

 運転技術が未熟だと危険

 

米沢市街から県道2号を20k程軽快に飛ばし、近くの新高湯温泉・吾妻屋の分岐に到着。しかし大平温泉・滝見屋の案内看板がまったく無い。地図をよ〜く見てみると地図上では新高湯温泉・吾妻屋と隣同士なのだが、大平温泉には北側から細い道があり、新高湯温泉・吾妻屋は西側にそれぞれ道があり、地図状では近いが道はつながっていない様だった・・・。ここから大平温泉迄行くには、また米沢市街まで戻ってまた南下する道しかなく30k位は走りそうだった・・・。新高湯温泉・吾妻屋も良い温泉なのでここで妥協しようと思ったが、みんな大平温泉に行きたいらしく、戻って行く事になった。(この時はどんな所かみんな知らなかった)カーナビが欲しくなった。

 

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ガッチャの快走でなんなく大平温泉への分岐まで戻り、またひたすら南下した。進むにつれて道は細くなり少しずつ登っている様だった。道はどんどん怪しくなっていって未舗装路で道はかなり細くなってきた。上に行くにつれて道はどんどんひどくなり、片側は崖でガードレールは無く軽自動車でやっと曲がりきれる180度カーブが嫌なほどあった。カーブミラーはまったく無かった。登りながら走っているので一応ターボ付きの軽の2WDではきつく、アクセルべた踏みで時速1020k程しか登らなかった。ここで止まってしまったら助けも呼べなそうで生きた心地がしなかった。ガッチャに命を預け慎重に進む。ここで対向車がきたらすれ違える場所はほとんど無く、来ない事を祈った。行くのが難しいと言われる姥湯温泉への道よりもはるかに困難な道だった。対向車は来なくガッチャのドラテクで何とか駐車場にたどり着く事が出来た。

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1510到着。駐車場にはセダンの乗用車とワゴン車の2台が止まっていた。 辺りはまだ冬景色だった。看板を見ると大平温泉・滝見屋まではあと800m歩くらしい。地図を見ると怪しげな九十九折の道が書いてあった。坂はかなり急で走るように山道を下りて行った。栃木の北温泉見たいな感じだと思った。

 

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しばらく下ると赤い建物が見えてきた。吊橋があり「一度に5人以上渡らないで下さい」との事だった。駐車場から15分位で大平温泉・滝見屋にたどり着く事が出来た。建物は立派な作りで綺麗だった。宿の人に500円払い早速風呂へ。内湯から最上川の源流になる滝が見えた。

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 露天風呂は自然の岩で作られた感じで、湯の色は透き通っていて綺麗だった。この湯は飲めるらしく胃腸病に効くらしい。(旅館の料理に使う水も温泉を使っているらしい)目の前には雪も残り、濁った激流が流れていた。

 

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他にお客さんはいなく貸切状態だった。ガッチャは巨石とたわむれて遊んでいた。

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このあとガッチャは売店で「秘湯!大平温泉」のTシャツが気になり、値段が2000円以上し、店の人と交渉して(一杯着て宣伝する等)1500円位?で値切って黄色を購入した。(店の人によると結構人気で売れるらしい?)このTシャツは温泉部でこの後度々登場する。

1630大平温泉・滝見屋を出て、駐車場迄また行きに降りてきた山道を登っていく。看板には帰りは駐車場まで25分と書いてあった。所がこれが予想していた以上にきつかった。登って行くうちに空気が薄いせいか呼吸困難になっていった。息が切れ足もがくがくになっていった。これがまさしく心臓破りの坂だと思った。超人のガッチャでさえきつそうだった。登りきったあとガッチャが「温泉に来てなんで疲れなきゃなんないの〜!」と切れていた。

丁度車が2台ほど来て、二人があらわれ「こんな所来るのは温泉好きの変わりものしかこないね〜」と言っていた。すれ違わずに済んで良かった。しばらく休んで山を下りて行った。帰りは1台とすれ違ったが向こうが慣れているらしく、こっちも軽だったので何とかかわせた。

ここの良さは行ってみないと理解できないのかもしれない。危険な道を走り、険しい山道を20分ほど歩き、苦労した人だけが味わえる喜びや感動があった。お金を払う温泉の中で大平温泉ほど印象深い温泉は無いと思う。次は今日泊まるキャンプ場のさゆりオートパーク(ロータスイン)へ。

 

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