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一日目 (2006/9/21〜22) 走行900k (ページ1/6) 1  2  3  4  5  6

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野、新潟旅行2 野湯 秘湯 湯俣温泉 登山ハイキング1

 

最近愛車MRワゴンの異音と振動など調子が悪く、しばらく温泉部が休部状態だった。その時ガッチャのアリスト号が事故で壊れ、神奈川県に修理の安い所を見つけ修理を頼み、丁度良く代車が出て、これを温泉部に出してれる話になり、前から気になっていた長野県にある片道3時間歩かないと行けない湯俣温泉に行く事が決まった。

代車は軽の旧式の「キャロル」らしく、ガッチャから送られてきた写真を見た時は、小さく2ドアしかなくかなり狭い感じがしたが、ハプニングがありそうで面白くなりそうなので「キャロル」号で決定した。

しかし旅行当日(20日未明)にハプニングが起きた。ガッチャとクラチョンが御ひいきにしている美容師の誘いで「ヘアーショー」にキャロルで行き、その帰りにスタンドに寄り、出発しようとしたらガソリンスタンドでバッテリーが上がり、止まったらしい・・・。スタンドの人の車でつなげて電気を補充し、助けてもらい何とか出発出来たらしい。所がしばらく走ってたら急にエンジンが走りながら止まったらしい・・・。自分に助けの連絡が来たが、夜中の2時だったので今日は仕事もあるし、酔払っていたので涙を飲んで電源を切った。しかし気になり5時まで寝れなかった。その頃ガッチャはJAFを呼び応急処置をしてもらいなんとか帰れたらしい。  

20日朝630起き、長野に出発は今日の2200で、仕事は1600迄だし、ジンケからは体調が悪いらしく欠席するかもメールが届いたりと、予定変更が大変だった。クラチョンのレガシー出動の案も出たが、新車で山道はかわいそうなので、自家用車の8年乗っている「デミオ」号が急遽出動することになった・・・。古いし2回も事故起こしているし、親の釣り道具だらけなので出来れば出したくなかったがしょうがない。キャロル」が旅行に故障していたらもっと大変だった。    

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2200、ガッチャの遅刻も無く何とか集合し出発した。みんな今日のハプニングなどで、すでに睡眠不足だった。首都高速道路には乗らず中央高速道沿いの国道20号を走っていった。さすがに東京なので夜でも交通量は結構あった。

 

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クラチョンは軽く渋滞の中000迄運転をがんばり、役目を終え遠慮せず「カレーヌードル」を食べた。八王子を過ぎた辺りから急に山道になりちょっと走りずらかった。山梨県大月辺りに200頃到着し、「大月なら任せろ!」と言っていたガッチャを起こした。首にはなぜか首輪みたいな鎖が付いていた。夜中だし、だんだん寒くなっていた。ガッチャは伝達トラブルで、現地は寒い事が伝わっていなく、Tシャツ(がんばろう!おぢやTシャツと亀仙流)しか持ってきていなく、450頃丁度ドンキホーテ(南松本店)を見つけ上着を買いに言った。店が500迄だったので選んでいる時間も無く、ガッチャに合ったセンスのある服が無かったので普通の白いパーカーを買った。(黒や青はハッチーに襲われやすい為)

540頃、湯俣温泉のある長野県大町市に入り、湯俣温泉に行く前に食料をコンビニで調達した。湯俣温泉への起点七倉ダムへ向かう。

大町ダム(龍神湖)

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湯俣温泉に行くには3つのダムを通り、一つ目の大町ダム(龍神湖)に寄った。遠くに見える大町市街が良く見えた。

 

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途中葛温泉付近で猿の群れに遭遇した。親子ずれの猿がかわいかった。今まで結構猿には遭遇してきたが、やっぱり人があまり来ない所の猿は人間に慣れていないらしくすぐ逃げてしまう。

川から煙が出ていて葛温泉の野湯も見つけたが入浴ポイントがあまり無い所らしく、帰りも通るので時間があったら行く事にした。

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630頃二つ目の七倉ダム駐車場に到着した。ここから先は東京電力の管理用道路になっていて、一般の車では行く事が出来ない。入口のゲートに監視員がいた。ここから3つ目の高瀬ダム迄は公認タクシーを利用するか(定額1990円で10分)、あるいは徒歩で行くしかない。(6k位で徒歩1時間)監視カメラを付けているらしく、自転車も駄目らしい。タクシーは6:30〜17:30迄(4月下旬〜11月初旬)らしく、いない時は公衆電話があるらしく10円で呼べる。

 駐車場には10台位止まっていた。運よくタクシーが2台もいたと思ったら逃げるように上に去ってしまった・・・?とりあえず撮影や便所(ぼっとん便所で紙はあった)を済ませた。しばらくすると下から丁度タクシーが1台上がってきて乗せてもらった。

    高瀬ダム

 

長野県大町市にある。国内有数の自然の石を積み上げたロックフィルダムとも称される。堤高176m。ロックフィルダムとしては日本一高い。高さは全ダムを通じても黒部ダム186mに次ぎ第2位。堤体積は1,159万m3で既設のダムの中では奈良俣ダムに次ぐらしい。

住所

長野県大町市平高瀬入

TEL

 0261-23-2152  

時間

 4月下旬〜11月初旬 (タクシー)

 

  

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 タクシーの運転手さんが湯俣温泉についていろいろ教えてくれた。熊も出ると言っていたが4人もいれば騒がしいので大丈夫らしい。高瀬ダムまでは6k位らしく歩けば1時間位かかるらしい。最後にロックフィルダムとしては日本一高い(176m)ロックフィルダムをつづら折りに登っていった。かなりな急勾配だった。このスケールを見たらタクシー代1990円を使った事に後悔しない気がした。タクシーで10分位で高瀬ダムに到着した。

 

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 700高瀬ダム到着し湯俣温泉めざし「高瀬隧道」(写真左上、左の方が入口 トンネル約1k)に入りスタートする。ここから約10k歩く。

このトンネルは結構長く、強風が吹いていて寒かった。ガッチャの熊鈴が良く鳴り響いていた。ガッチャが温度を測ったら7℃だった。抜けるのに早歩きで6分かかった。ちょっと暗く一人で歩くには怖い感じだった。

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 「高瀬隧道」を抜けるとまたすぐ、「わもり沢隧道」(300m)を4分で通過した。ここの隧道はそんなに寒くなかった。

 

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 ここを抜けたらひたすらダム湖沿いの平坦な道を進んで言った。朝早く陽は射していなかったが景色は良く湖もエメラルド色で綺麗だった。(硫黄成分でなるらしい)

誰かがガッチャに「ヤッホーやって〜」とお願いし、ガッチャは少し緊張気味でヤッホーをやったが、サイレントだった。少し恥ずかしそうだった。どこでもヤッホーはできないらしい。

 

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珍しく切り込み隊長のガッチャは一番後ろでハイキングを堪能していた。(不気味だ)聞いてみると「せっかくの景色をあじあわないとぉ〜」だった。大人になったと思った。

 

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7:30頃3つ目の短い隧道を通る。

 

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7:50頃工事用らしき小屋が二つあり「自由にお使いください。次の人のため、きれいにね!」と書いてあった。ダム湖も見えなくなり川沿いに歩く。

 

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 750中間地点の山道入り口到着。(ここで4,6k地点)ここから山道や崖沿いを歩く。

 

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 ガッチャのペースが急に上がった。聞いてみると山道は飛ばす所らしい・・・。ジンケが先頭を守り、何とかガッチャを押さえ先頭に立たせない様にペースメーカーになり早歩きで突き進む。

 

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 810避難用の無名非難小屋に到着。中は畳や暖炉があり綺麗だった。ガッチャの加速は進み後半の山道は結構疲れた。

 

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 山道も終わりまた川沿いを歩く。同じような道が続き結構長く感じた。遠くに湯俣温泉唯一の宿晴嵐荘が見えてきた。(写真右上)

845晴嵐荘前の吊橋に到着。情報ではここまで2時間30分〜3時間と聞いていたが、早歩きなら2時間かからなかった。目的地はここではなく源泉地帯の川湯なので先に進んだ。

 

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 5分程進むと発電所らしき建物があり、そこを過ぎると赤い吊橋が見えてきた。

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 危険らしく一人ずつ渡ってくださいと書いてあった。やんちゃなガッチャとクラチョンは揺らしあって遊んでいた。見た目より実際渡ると高さもあり、足場も悪くかなり揺れ、手をつかみずらくちょっと危険だった。(帰り通った時、「温泉卵作器2号」が橋のロープに引っかかり落ちそうになり危ない所だった。)

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 ここからちょっと行くと道が無くなり、崖の所をロープで降りていった。(高さ4m位?)ガッチャは中々降りないで崖を横移動して遊んでいた。アトラクションみたいで面白かった。温泉も近づいてきて疲れも忘れテンションが上がってきた。

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ここからはいろんな大きさの石が転がっていて歩くのに足が痛かった。青く透き通った綺麗な川沿いにしばらく進むと奥の方に湯煙が見えてきた。

 

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