HOME|旅の記録|入湯一覧|B級グルメスポット|格安宿検索(比較で最安値) (2012/6/1) 走行87キロ (ページ1/4) 1 2 3 4 氷川三社参り〜パワースポット 調神社 大宮氷川・氷川女体・中山神社〜
仕事のシフトが久しぶりに平日休みだったので、お正月以来神社参りしていなかったので、前から気になっていた埼玉県にある調神社(つきじんじゃ)と、氷川三社(大宮氷川神社・氷川女体神社・中山神社)参りする事に。都心部の土日は渋滞が酷いので平日でないと中々行けない。仕事や人間関係等でストレスが溜り心が病んだ時に参拝じ自分を見つめ直すとすっきりする。 7:20 千葉を出発し30キロ先の埼玉県浦和市にある調神社へ向かう。昔は「調」を「つき」と読んでいたそうでつきじんじゃと読む。場所は埼玉県庁や浦和駅の近く。 9:10 調神社に到着。カーナビで最短距離で検索したら渋滞の県道ばっかり走らされたので、すなおに国道298号を走ればよかった。調神社に駐車場が有るのかわからなかったので近くの公民館に止めたが、県道213号から一方通行の細い道から調神社に入れば敷地内にたくさん駐車スペースがあった。平日でも係員さんがいて誘導していた。
調神社
調神社(つきじんじゃ)の創建は紀元前155年とされ、主祭神は天照大御神(アマテラスオオミカミ)・須佐之男命(スサノオノミコト)、豊宇気毘売神(トヨウケビメ)。地元の人からは調宮(つきのみや)と呼ばれ親しまれている。 ご利益は「ツキはツキを呼ぶ」との謂れから、幸運を授かると信仰される。
調神社前は県道213号で交通量が多かった。初詣には毎年17万人程参拝に訪れる。 調神社の名前の由来は、伊勢神宮に納める為の調物(みつきもの-貢物 祖税制の租・庸・調の調)を納める倉が紀元前148年〜29年頃に建てられた事に由来するそうだ。鳥居があると調物の運搬に邪魔になるという事で鳥居を立てない事で珍しい神社。調の字を「つき」と読んでいた事から、つきに恵まれ幸運を授かる神社として信仰されている。 調神社境内入口に向かうと鳥居は無く2本の石柱に縄が張られていて鳥居の代わりになっていていた。ここから先は神域なので人の家にお邪魔する時と同じように、身だしなみを整え「お邪魔します」と言う様な気持ちを込めて鳥居の前で一度止まり一礼してから入る。 奥には立派な神楽殿があり今年は辰年なので見事な龍の絵馬が奉献されていた。
調神社入口では 「つき」を「月」にかけた事による月待信仰が古来よりあるそうで、狛犬の代わりに月の使いの狛兎(コマウサギ)が2匹出迎えてくれる。月待信仰とは特定の月齢の夜、村の人々が集まり、飲食を共にした後、経などを唱えて月を拝み、無病息災を祈ったり、悪霊を追い払うという民間信仰。境内には建物や灯篭などいろんな所にうさぎの絵や彫刻が隠れているそうで探してみると楽しそうだ。
手水舎に向かうと巨大うさぎが口から水を出していた・・・。正面から見ても横から見てもとても愛らしい。後ろを見忘れたので今度行ったら後ろ姿も見てみよう。先にいた方が「今日は水の出が悪いね〜」と言っていたので日によって水の出が変わる様だ。巨大兎に見つめられながら身を清める。まずは手水舎の前で軽く一礼し、右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し(少し残す)、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流して(次に使う人の為のマナー)から伏せて置き、最後にまた軽く一礼する。
境内はこじんまりとしていているが緑豊かで清々しく心が落ち着く。会社の人が日本酒を一対もってお参りしていたり、写真を頼まれたり平日でもたくさんの方が参拝していた。学問の神様の藤原道真公も参拝していたそうだ。平日でも社務所に宮司さんがいてお札等を購入できる。かわいいうさぎの置物や絵馬などのお守りがたくさん売られている。安産祈願で有名で安産おお守りなどにはウサギが刺繍されていた。御朱印帳はシンプルながらウサギが描かれている。 本殿は拝殿と一体になった権現造りで1859年に建てられた。本殿に向かい、二礼二拍手一礼で参拝する。参拝の作法は軽く一礼してからお賽銭を静かに入れ、鈴があれば鳴らし、腰から深く二礼(90度)し、胸の前で手を合せ(右手の方を少し下にずらし 少し手を膨らませ良い音を出す)二拍手し、神様への日頃の感謝をお祈りし、お願い事があればお祈りし、腰から深く一礼し、最後に軽く一礼する。
お賽銭は誰でも投げられたら嫌な気分になるので手の平にのせて滑らす様にそっと入れる。お祈りする際は先に自分の住んでいる住所と名前をお伝えし、健康でいられる事や小さな事でも良い事があった事を感謝する。感謝の言葉をお祈りした後に、お願い事があればお祈りする。神様は自分の努力なしでは願いを聞いてくれなく、欲の強い願いも却下され、「これから願いがかなう様に精一杯努力しますからお力をお貸し下さい」と言う様な誓いを伝える。おみくじを引く場合はお祈りの時におみくじを引きますので私にお言葉を下さいとお伝えする。 常日頃から神様に感謝し尊敬していれば神様の御加護を得られると言われ、神様を尊敬しなかったり、自分勝手に行動したり態度の悪い人は何度参拝しても神様の御加護は得られないそうだ。神様は鳥居からずっと参拝している姿を見ているそうで、まずは正しい参拝作法をおこなって神様に認められる事が大事。
鯉がたくさん泳ぐ神池には2匹のうさぎの像かあり、口から水が出ていて水辺にうさぎとは不思議な光景だった。調神社には七不思議があり、1.鳥居がない、2.松の木がない、3.狛犬がいない、4.御手洗瀬の魚が片目になる(現在はない)、5.日蓮上人駒つなぎのケヤキ、6.境内にはハエがいない、7.境内には蚊がいないそうだ。
1733年に建てられた調神社旧本殿。うさぎの彫刻が施されていて、さいたま市指定文化財になっている。現在は稲荷神社になっている。赤い鳥居がたくさんあるがこれは稲荷神社の鳥居。
左から摂社の金毘羅神社、学問の神様の菅原道真公をお祀りする調宮天神社、棍棒を持った怪しい謎の像。険しい顔をした武人の様で何かを見張っている感じがした。調神社は謎や不思議が多い。
摂社の近くには摂社の為の小さい石鳥居と普通の手水舎があった。 9:30気持ちよく参拝を終え鳥居を出る時も一度振り返り深く一礼してから「お邪魔しました」と言う様に気持ちを込めて出る。 次は9キロほど先の大宮氷川神社に向かった。
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