ＨＯＭＥ｜旅の記録｜入湯一覧｜Ｂ級グルメスポット｜格安宿検索（比較で最安値）

（2011/9/8）　走行120キロ　（ページ9/9）　1　2　3　4　5  6  7　8　9 

埼玉パワースポット旅行2

   氷川女体(女體)神社

創建は崇神天皇時代の2000年程前といわれる。大宮氷川神社を男体社とし、氷川女体神社を女体社としたもので、主祭神は男体社の大宮氷川神社の祭神の須佐之男命の妻の奇稲田姫命。他に三穂津姫命・大己貴命を配祀する。

15：36大宮氷川神社から車で30分程走り氷川女体(女體)神社に到着。氷川女体神社は閑静な住宅街の中にあり、目の前には見沼氷川公園があり2.34ha程の公園があった。散歩している人やベンチで昼寝している人もいて市民の憩いの場の様だ。駐車場は公園内にあるが少し離れているので近くに路駐する。

 氷川女体神社の鳥居の先には市の指定文化財の氷川女體神社磐船祭祭祀遺跡があったので行ってみる。周りは池になっていてセミの鳴き声やカエルや虫がたくさん飛んでいて自然豊かだ。途中には祠みたいのがあった。

奥は広場みたいになっていて戦没者慰霊碑と、4本の木が立ち結界の縄が張られていた。古くから見沼には龍神伝説があり、龍神が住んでいて龍神をを鎮めるために御船祭をおこなっていたが、1727年に見沼の干拓により、古くから行われていた見沼に神輿を渡御させる「御船祭」の神事が出来なくなり、代わりに鳥居下の突端に柄鏡形の土壇を設け、その周囲に池を配し、1729年に名称を「磐船祭」として復活したが、江戸時代の終わりとともに祭も廃止になり、現在の磐船祭祭祀遺跡 として残されている。

不思議な別空間にいる様な感じででふわふわしてゲームのドラゴンクエストみたいに何かおこりそうな感じだった。

鳥居まで引き返す。鳥居前は周りが住宅街の為か学生や一般の人がが頻繁に通行していた。工事車両も路駐している。石段を上がると立派な鳥居があった。手水舎は大木をくりぬいた造りになっていて趣がある。

朱塗りに塗られた鳥居は見事で扁額には武蔵国一宮とあり、一宮は国の中で最も社格が高い神社に付けられるのでで、男体宮の須佐之男命（スサノオノミコト）を祀る大宮氷川神社、妻の奇稲田姫命（クシナダヒメノミコト）を祀る女体宮の氷川女体神社、子孫の大己貴命（オオナムチノミコト）を祀る簸王子宮の中山神社（中氷川神社）の三社で氷川神社を形成していたのかもしれない。

氷川神社は昔、巨大な見沼の畔にあり、氷川神社はこの沼の水神を祀ったことから始まったとする説があり、この三社を地図上で線で結ぶと一直線になりしかも等間隔な位置に建っている。大宮氷川神社は富士山と筑波山を結んだ線と、浅間山と冬至の日の出を結んだ線の交差地点にある。

 境内は森に囲まれ静で穏やかな空間が広がっていた。境内や拝殿は飾らず質素な感じで歴史を感じる。現在の拝殿は１６６７年に将軍徳川家綱が忍城主阿部忠秋に命じて建てられた。主祭神は奇稲田姫命の他に大己貴命と三穗津姫命（ミホツヒメノミコト）が合祀されている。奇稲田姫命は日本書紀のヤマタノオロチ退治の説話で登場する女神。

ヤマタノオロチ

奇稲田姫命は脚摩乳命・手摩乳命の8人の娘の中で最後に残った娘で、ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていた所を、須佐之男命により姿を変えられて櫛になる。須佐之男命はこの櫛を頭に挿してヤマタノオロチと戦い退治する。その後、救われた奇稲田姫命は須佐之男命の妻となった。

拝殿の裏には末社が無造作に至る所にたくさんあった。裏は森の中にいる様な感覚で体がふわふわしてかなりパワーを感じた。境内の社叢（神社の森）は市指定天然記念物であるとともに県のふるさとの森として保護されている。

龍神社があり龍伝説の龍神様がお祀りされている。

社務所には「巫女人形」というものがあり、願い事を大神様に伝える仲継のお姿で、願い事が叶ったら着物を着せてお礼参りをする。（一体１２００円）

15：50次は氷川神社三社の一つの中山神社（中氷川神社）に行く予定だったが、疲れたのでまたの機会に。

国道298号を走り17：30帰宅する。

ＨＯＭＥ｜旅の記録｜入湯一覧｜Ｂ級グルメスポット｜格安宿検索

スポンサーリンク