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(2011/9/8) 走行120キロ (ページ1/9) 1 2 3 4 5  6  7 8 9 

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埼玉パワースポット旅行2 川越氷川神社参拝

 

埼玉県にある、パワースポットで有名な川越氷川神社、大宮氷川神社、氷川女体(女體)神社に参拝に行く事に。

8:40出発する。平日だったので国道298号、16号17号は目立った渋滞は無く快適に走行出来た。

   川越氷川神社

 

川越氷川神社の創建は533年と伝えられている。主祭神は須佐之男命・奇稲田姫命・大貴命脚摩乳命・手摩乳命で2組の夫婦神から縁結びの神様として信仰されている。祈祷斎行時間は9時〜17時で祈祷初穂料は気持ちの額を紅白の熨斗袋に包み持参する。祈祷の種類は良縁、安産、お宮参り、七五三、合格祈願、成人奉告祭、厄除け、交通安全、諸災消除祈願、商売繁盛など。

住所

埼玉県川越市宮下町2-11-3

TEL

 049-224-0589

時間

8:00〜18:00

休日

 無し

駐車

 無料駐車場有り 250台

備考

 

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 10:50川越氷川神社に到着。広い駐車場には10数台止まっていた。川越氷川神社の北には第二、第三駐車場があり250台無料で止められるそうだ。川越氷川神社の隣には洋風な造りの氷川会館と言う結婚式場が併設してあった。毎年初詣には約21万人もの参拝客が訪れる。

   大鳥居

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 川越氷川神社入り口には、木製では日本一大きい高さ15mの大鳥居があった。氷川神社と書かれた扁額の社号は勝海舟が書いたそうだ。

参道中央は「正中」と言って神様が通る道と言われているので、中央を避けて鳥居の前でいったん立ち止まり一礼する。鳥居から先は神の領域なので身だしなみを整え、「入らせて頂きます。」と言う気持ちを込める。

 

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 平日でもサラリーマン、OL、家族連れ、カップル、妊婦さん等、老若男女の人達で常に賑わっていた。巫女さんや宮司さんが頻繁に境内を歩いて忙しそうだった。頻繁に「ド〜ン、ド〜ン」と金をつく音が聞こえてきて、祈祷が行われている様だった。境内はそんなに広くないがセミの鳴き声や自然豊かで綺麗な水が流れる小川もあった。

 

   戌岩

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御神水と言う透明で綺麗な水が湧き出ていてここから小川になっている様だ。隣には戌岩(いぬいわ)があり、その姿が鼻先を神前に向けた戌に似ている事から戌岩と呼ばれる。(写真右上。上真ん中が耳で右を向いている)古くから犬は軽産や多産な事から岩の鼻先を撫でると安産や子供が授かるそうだ。昔から安産を願う着帯祝という儀式があり、妊娠五ヶ月目の戌の日に帯を巻く(この帯を斎肌帯または岩田帯という)と良いそうだ。斎肌帯(いわたおび)は社務所で頒布している。お宮参りは男の子は生後三十二日目、女の子は三十三日目にその土地の神社(氏神様)に詣でるそうだが、現在は親御さん、赤ちゃんの体調に合わせて30日前後が多いそうだ。

   人形流し

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 御神水が流れる川は祓いの川と呼ばれていて、人形流し(ひとがたながし)をする場所の様だった。川越氷川神社の主祭神は水を司る神の須佐之男命(スサノオノミコト)で、人形流しとは、知らず知らず身についてしまった穢れを清める為に、人形に穢れを移して穢れを川に流し祓い清めるそうだ。

 

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 一体100円で箱にお金を入れて人形を一体取りやってみる。陰陽師に出てきそうな人形だった。三度息を吹きかけ、自分の体に撫でつけると厄やけがれが人形に移るそうだ。次に祓えたまえ、清めたまえと唱えながら人形がしめ縄をくぐるように水に浮かべる。人形は1m程流れていき川の底に沈んでいきけがれが清められ清々しい気分になった。

 

 

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 菊の紋が入った灯篭がたくさんある回廊があり、その先に護国神社があった。西南戦争以降の川越出身者の英霊をお祀りしている。毎年4月に例祭が行われるそうだ。

 

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 学問、歌道に優れた柿本人麻呂をお祀りしている柿本人麻呂(人丸)神社。学問、歌道の他に、安産(人産まる)、火防(火止まる)の神様として古くから信仰を集めている。直系の綾部家が戦国時代に川越に移住してきた頃に祀られる様になり、命日の4月18日に毎年柿本人麻呂祭が行われる。川越市初代市長は埼玉の発展に多大な貢献した子孫の綾部利右衛門だそうだ。

左右には頭のツルツルな変わったかわいらしい狛犬さんがいて、調べたら1718年作らしく300年も前のものだそうだ。

 

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写真左上は山上憶良の歌を刻んだ歌碑。有名な「令反惑情歌」がしたためられているそうだ。写真右上は病気・傷病平癒、災難除けの神様として信仰を集める八坂神社八坂神社川越氷川神社と同じ須佐之男命(スサノオノミコト)・奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)夫婦をお祀りしている。毎年7月には例祭が斎行され、お神輿が街中を廻るそうだ。県指定文化財。

 

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 舞殿には神楽装束が展示されていた。中央には川越氷川神社の主祭神の須佐之男命で、隣にいるのが須佐之男命奇稲田姫命を守るために退治したヤマタノオロチだそうだ。川越氷川神社隣の氷川会館3階で9月11日に神楽「ヤマタノオロチ」が無料で上映されると看板が立っていた。

 

 ヤマタノオロチのお話

須佐之男命があるとき高天原から追放され、今の出雲の地に降臨した時に、泣いている美しい娘(奇稲田姫命)と老夫婦(脚摩乳命・手摩乳命)と出会う。泣いている訳を聞くとヤマタノオロチという八つの首と八つの尾を持つ恐ろしい大蛇に毎年自分達の娘を差し出さなければならず、八人いた娘も最後の一人となってしまった。そこで須佐之男命ヤマタノオロチを退治する為、八つの酒樽を用意して、奇稲田姫命を櫛の姿に変え、自分の頭にさして対決に臨む。ヤマタノオロチが早速酒樽を見つけお酒を飲み干し酔い潰れた所を須佐之男命は伝家の宝刀を抜き、ヤマタノオロチの首をはねて見事退治しその後、須佐之男命奇稲田姫命は、これをきっかけに結婚し、二人はずっと仲良く暮した。

縁結び玉

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社務所にはたくさんのお守りが売られていた。さくらの様に大切な縁が花開くよう祈願した良縁祈願のお守のさくらさく守りがあった。

昔から縁結びの神社として信仰されていた川越氷川神社には、五柱の神様をお祀りしていて、脚摩乳命・手摩乳命と、須佐之男命・奇稲田姫命脚摩乳命・手摩乳命の子)の二組のご夫婦の神様と、貴命(オオナムチノミコト 須佐之男命・奇稲田姫命の子孫。出雲大社の御祭神でもあり縁結びの神様)をお祀りしていて、それぞれの神様は縁結びと深い関係があり強力なご利益がありそうだ。

川越氷川神社では、昔から境内の小石を持ち帰り大切にすると良縁に恵まれるという言い伝えがあり、巫女さんが毎日一つずつ丁寧に奉製し、神職がお祓いした縁結び玉を毎朝8時から20体限定で参拝者に配られている。土日祝日には早朝から並ばないと手に入らないそうだ。川越氷川神社では毎月8日と第四土曜日の8時8分(受け付けは7:50迄に)に良縁祈願祭が行われ、参列すると縁結び玉縁結びお守り、 絵馬、等頂けるそうだ。予約や人数制限はないそうだ。丁度今日は良縁祈願際の日だった。

 

おみくじ(目出鯛みくじ 一年安鯛みくじ)

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 社務所の前には鯛を釣り竿で引っかけて釣る目出鯛みくじがあった。(300円)黄色が「一年安鯛」みくじでピンク色が「あい鯛」みくじだった。子供達が楽しそうに釣っていた。

 

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一年安鯛みくじは300円は高いと思ったが結構クオリティーが高い。和紙で作られているような素材で軽く、福島の赤べこみたいな感じだった。鯛の尻尾におみくじが刺さっている。

 

絵馬参道

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絵馬参道がありL字型に長く伸びていてたくさんの絵馬が結ばれていた。安産祈願、健全発育が多く良縁や学業のものもあった。御祭神が夫婦、子、子孫の家族の神なので御利益がありそうだ。元気で健康に育ちます様にと願いが込められた絵馬がたくさんあり、親の愛で満たされている空間だ。

 

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手水舎があり、まずは右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清め、次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清める。再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流し(少し残す)、最後に残った水で柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置く。社殿前には4種類もおみくじがあった。

 

   御朱印

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社務所では御朱印が頂け、川越氷川神社の御朱印の初穂料は決まっていなく気持ちを渡す。大体相場は300円なのでこれくらい渡すといい。財布の中に入れておく小さなお守りを探したら小さな紙包のお守りが100円とお手ごろだった。

 

   拝殿 参拝

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1849年に造られた歴史を感じる拝殿があり、静かにお賽銭を入れ二礼二拍手一礼で参拝する。参拝の作法は参道と同じように中央は神様の通る道なので中央を避け、軽く一礼してからお賽銭を静かに入れ、鈴があれば鳴らし、腰から深く二礼(90度)し、胸の前で手を合せ(右手の方を少し下にずらし 少し手を膨らませ良い音を出す)二拍手し、神様への日頃の感謝をお祈りし、お願い事があればお祈りし、腰から深く一礼し、最後に軽く一礼する。

お賽銭は誰でも投げられたら嫌な気分になるので手の平にのせて滑らす様にそっと入れる。二礼するのは神様に取り次いでくれる守護霊に対してと神様にする。二拍手は邪気を払ったり神様を呼ぶ為と言われる。お祈りする際は先に自分の住んでいる住所と名前をお伝えし、健康でいられる事や小さな事でも良い事があった事を感謝する。感謝の言葉をお祈りした後に、お願い事があればお祈りする。神様は自分の努力なしでは願いを聞いてくれなく、欲の強い願いも却下され、「これから願いがかなう様に精一杯努力しますからお力をお貸し下さい」と言う様な誓いを伝える。おみくじを引く場合はお祈りの時におみくじを引きますので私にお言葉を下さいとお伝えする。

常日頃から神様に感謝し尊敬していれば神様の御加護を得られると言われ、神様を尊敬しなかったり、自分勝手に行動したり態度の悪い人は何度参拝しても神様の御加護は得られないそうだ。神様は鳥居からずっと参拝している姿を見ているそうで、まずは正しい参拝作法をおこなって神様に認められる事が大事。常日頃から思いやりを持ち何事でも感謝する事を心がければ、自然と謙虚な気持ちになり、人を恨んだり嫉妬したりする事が無くなり人にやさしくなれる様な気がする。日常生活で心が病んだと思ったら神社に参拝し自分を見つめ直し心をリセットするといい。

 

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拝殿奥にある本殿は1849年に川越城主松平斉典が寄進し建立された。本殿には江戸彫りと呼ばれる関東特有の精緻な彫刻が全面に施されていて、県の重要文化財に指定されている。本殿裏には御神木があり向かってみる。

御神木

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 樹齢600年を超えるケヤキの御神木には周りを巡れるように、石段が組んであった。8の字を描くように廻ると良いそうだ。

 

 

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御神木は夫婦の様に力強く並んでいる。木肌に触れるとやさしいエネルギーを感じパワーがもらえたような気分になった。

 

摂社末社

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本殿裏には末社がたくさんあり、盗賊除け、魔除け、家内安全の神様の伊耶那美命(イザナミノミコト)をお祀りしている三峯神社。神様のお使いが大口真神 (狼)と珍しい。質素ながらも風格がありパワーを感じる。秩父にある三峯神社もすごいパワースポットの様なので近々行ってみよう。

 

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写真左上から水害から守ってくれる祖島姫神をお祀りしている嶋姫神社。落雷から守ってくれる大雷神をお祀りしている雷電神社。伝染病を治してくれる疱瘡神社。水の守り神の水神社(厳島神社)。

 

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 足腰を丈夫にしてくださる貴命・天日鷲命(アメノヒワシノカミ )をお祀りしている、子ノ権現社鷲宮神社主祭神でもある。昔から足腰が悪い時にお参りして祠にある履物を一組頂き、治ったらお礼に履物を二組奉納すると良いそうだ。

 

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写真左上から五穀豊穣、商売繁盛の豊受姫命をお祀りしている神様の稲荷神社。神のお使いといわれる狐の置物がたくさんあった。健康長寿、家内安全にご利益があると言われる春日神社。家内安全や悩み事を解決してくれる大山咋神(オオヤマクイノカミ)・国常立命をお祀りしている御嶽神社。航海や船、水上の安全から守ってくれる琴平神社

 

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 写真左上から馬の病気や安全を守ってくださる神様の馬頭観音。武道の上達、勝負祈願の誉田別命(ホムタワケノミコト)をお祀りしている八幡神社。学業成就の菅原道真をお祭りしている菅原神社。商売繁盛(醸造業)の守り神の松尾神社

 

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 写真左から稲荷神社。家内安全の神様の大山咋神(オオヤマクイノカミ)をお祀りしている日吉神社。婦人病の治癒、手芸の上達、女性の願いをかなえる神様の少彦名命(スクナヒコナ)をお祭りしている加太粟島神社

本殿の裏は自然豊かで静かな空間になっていてとても心が安らいだ。江戸彫りが見事な本殿には塀で囲まれて近寄れなくなっている。

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 祈祷待合所があり休憩所が幾つかあった。とても心安らぐ場所だったのでまた来たい。鳥居を出る時も一度振り向き一礼し境内を出る。

11:24次は川越の町を歩いて散策する事に。わらべ唄のとおりゃんせ発祥の地と言われる三芳野神社に向かった。

 

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