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(2014/10/4〜12) 走行3200キロ  (ページ15/20)    アクセスカウンター  

西日本旅行 熊本県 幣立神宮参拝 パワースポット

 幣立神宮

 

幣立神宮(へいたてじんぐう 幣立神社 日の宮)は九州のへそ(中心)と呼ばれる旧蘇陽町にあり、国始めの高天原神話発祥の神宮といわれ、天孫降臨物語はこの神宮から発しているといわれている。創建は不詳で、神武天皇の孫である健磐龍命(タケイワタツノミコト)が、幣帛を立て天神地祇を祀ったのが始まり。主祭神は神漏岐命(カムロギノミコト)・神漏美命(カムロミノミコト)・天御中主神(アマノミナカヌシノミコト)・天照大神(アマテラスオオミカミ)・大宇宙大和神(オオトノチオオカミ)。五年毎に開催される「五色神大祭」は、世界の全ての神は天之御中主から生まれ、世界の人々は日本から生まれたものとして、世界の人類を示す「五色の面(赤、白、黄、黒、青(緑)人)」が納められ、地球規模の平和を願う。

住所

熊本県上益城郡山都町大野

TEL

0967-83-0159

駐車場

 有

 

 

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 五日目 2014/10/8(水)

 14:47幣立神宮駐車場に到着。駐車場は道路の向かい側にもあって広い。鳥居の横には日の宮・高天原と書いてあり幣立神宮は日の宮とも呼ばれ、「日の宮」とは天照大御神が住む宮殿で、天照大神の子孫である天皇の住む御殿の事らしい。長い石段を登って行く。

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 石段を上がり鳥居をくぐると拝殿が見えてくる。鳥居の横には手水舎や、高天原大和民族の故郷と書かれた石碑や、大正天皇大嘗祭記念樹があった。現在の拝殿は1729年細川宣紀により改修された。参拝していると中にいた宮司さんが祓串で祓ってくれた。拝殿の右には天神木と呼ばれるヒノキのご神木で、天に向かって二本の幹が悠然とのびている。

 

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現在の幹は崇神天皇の御世に十代目として生まれたといわれ、初代から数えて約1万5千年の命脈を保っている。この天神木は上部が枯れても、朽ちることなく根元から次々に新芽が出て生き続けているといい、全国の神社のヒノキは、この一本の天神木から発生したと言われている。この天神木の頂は「高千穂」と呼ばれ千本の穂が球体をあらわすような姿であったが、1991年の台風でその部分が拝殿の屋根に落下し、屋根が吹き飛ばないようを守ったという。現在でもその落下した部分は天神木の高千穂として拝殿右手に祀られている。(写真右)

 

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 写真左は手水舎で案内板には、日の宮は私たちみんなの親神様がいらっしゃるふる里のお宮です。天照大御神様は天岩戸からお還えりになり御霊はここにお鎮まりになりました。神武天皇様は大和へ遷都された後も故郷を大事にされ七度御参宮になり民族の繁栄と平和の祈願をされました。大古には世界人類のふる里として親しくここに集いその弥栄を親神様に祈りました。身を清め心を正して世界の平和・地球の安泰を祈りましょう。と書いてある。

写真中は東の宮で、天児屋命・風の宮大神・雨の宮大神・火の宮大神を祀っている。天児屋命は「日の宮」の初代神官とも言われる。

写真右は天神木の首っ玉。案内板には日の宮の天神木は、悠久一万五千年の命脈を保っている世界一の巨桧です。この根に立った十代目が崇神の世で、九代目が天照の世の鏡コブが見えます。そして十一代目が緑の神木。この三木に帰一してこそ世界平和があります。と書かれてある。

 

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 大宇宙大和神の碑があり、大宇宙大和神は日本で唯一幣立神宮に祀られている。日本神話以前の古い神様で、宇宙神が人の姿をとった最初の神様(人格神)と言われている。

 写真中は水神宮で、水波能賣神(ミズハノメノカミ)、日子八井命(ヒコヤイノミコト)を祀っている。

写真右は大野神社で、應神天皇と健磐龍命(タケイワタツノミコト 阿蘇神社主祭神)を祀っている。

 

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 拝殿右のご神木前にある、伊勢の内宮と外宮。

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 15:03境内の左奥には鳥居と東御手洗の看板があり、神代の昔、皇孫瓊々杵尊は、この神水で全国の主要地を浄められ、中国の始皇帝は、不老不死の霊薬をこの神水に求められました。更に、沖縄の本土復帰や、両陛下のご渡米には、先駆の浄め役となり。次いで昭和55年3月15日に、李玖殿下が、この水をお持ち帰られたので、翌年6月21日は金剛山の石笛が神納せられ、ソウル五輪の産婆役となりました。下りへ200米ル。と書いてある。 鳥居をくぐり下へ下ると分岐の看板に、左の道(陵墓と社家)右の道(東御手洗)と書いてありまずは右に進み東御手洗へむかう。

 

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 杉の大木の森になっていて写真左は双子杉で写真右は五百枝裏杉。枝が異様な形で異世界にいる様な感覚になる。

 

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 細い坂道をどんどん下って行くと田園が広がり道なりに進むと東御手洗が見えてきた。

 

東御手洗

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 東水神宮。東御手洗の由緒が書いてあり、この池は太古から八大龍王の鎮まる所で、北辰妙見の大神が祀られています。又、神代の天の村雲姫が、水徳を頂かれた霊地です。この水のかかる所に、西御手洗の主基田を移したので、田迎えと称し、大賞祭の由基田の起こりとなっています。日本の重大な聖地です。とかいてある。

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  東水神宮の左には神水が竹筒二本から水が流れていて、神代の昔、瓊々杵尊(ニニギノミコト)が、この池の神水で全国の主要地を清められ、中国の始皇帝は不老不死の霊薬をこの神水に求めたそうだ。味が異なるそうで飲んでみたが違いがわからなかった。

 

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 ご神水が流れた先にある水玉の池。案内によるとこの池は太古から八大龍王の鎮まる聖地で、北辰妙見(天御中主大神と同一)が祀られている。

御神陵

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 15:12水玉の池沿いに道が続いていて登って行くと道路にでた。左に曲がり少し進むと右側に神陵参拝口と書かれた看板があった。

 

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 細い道を進み鳥居をくぐると御神陵が見えてきた。

 

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 天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神の御神陵。物凄い神聖な雰囲気が漂っている。今上天皇大嘗祭記念樹もある。

 

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御神陵の手前には別の道が分かれていて鳥居をくぐり向かってみる。

 

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先に進むと祝詞の神である天児屋根命の御神陵と宮司 春木家のお墓があり、天児屋根命の末裔の春木家が代々幣立神宮の宮司を務めているそうだ。天児屋根命は天孫降臨や天の岩戸開きの時に祝詞を唱えた神。

 

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「瑞穂年の神木」と書かれた看板があり太古から米の神を祀っていたそうだ。奥には「五輪の古墳」と書かれた縦板があり、右 春木泰親 春木家の直系なるも 出家仏門入り 鷹の羽に菊水そえて藤かすら春の日かげに匂いぬるかな(古歌あり)・左 春木朝親 楠正成の直系 南朝が破れて三歳の時 母に抱かれ九州落ちして 春木家入りとなった(古歌あり)と書いてある。

幣立神宮は高天原神話の発祥の地と言われ、聖地や霊場が集中する中央構造線上にある。約8000万年前にできた日本列島を関東から九州まで縦断する1000kmにもおよぶ大断層で、中央構造線上には鹿島神宮香取神宮・諏訪大社・長野県分杭峠・伊勢神宮・高野山・吉野山・阿蘇山・高千穂などがある。

 

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 道路に戻り先に進むと拝殿前の鳥居に道が繋がり、横参道になっていて少し歩いてみた。幣立の森と書かれた看板があり山都町天然記念物に指定されている。巨大な杉並木になっていていて、途中には五百枝杉があり、樹齢6000年といわれる。幹周りは7mもあり、その巨大な姿に自然のパワーを感じる。

 

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日差しを遮る程の巨大な杉並木を歩いていると心が浄化されるような清清しい気持ちになりとても癒された。幣立神宮は不思議で謎が多すぎる神社だったのでちゃんと下調をしてからくれば良かった。

15:54駐車場に戻り今日泊まるホテルのある熊本市街地へ無向かった。ここから60km程走る。

 

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